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5/8/2019

スタートアップにグローバル開発は使えるか?

 
スタートアップにグローバル開発は使えるか?
弊社の日本法人は福岡市にあります。最近福岡市のスタートアップ界隈は熱く、多くのスタートアップ、イベントやコミュニティーが立ち上がっています。弊社もスタートアップとして始めた会社で、これまでにもピッチ大会のような様々なイベントに参加させていただきました。

では、スタートアップにおいて、弊社の得意とするグローバル開発を活用することはできるのでしょうか?先日、Open Network Labさんにお声がけいただき、この内容で勉強会を開催させていただきました。本ブログでは、勉強会の内容をもとに、スタートアップにおけるグローバル開発の存在意義を考察していきたいと思います。

なお、今回ご協力頂いたOpen Network Labさんでは、現在19期Batchの募集を行なっているようです。関心にあう方はこちらを参考にされるとよさそうです!
https://onlab.jp/programs/program-onlab/

「スタートアップ」と「グローバル開発」の定義

まず、スタートアップについてですが、本記事では田所雅之氏の定義に則った意味合いで使用しています。つまり、起業、新規事業、新しい会社=スタートアップではなく、そもそも市場が存在するかどうか確認されていない(Product Market Fitが達成されていない)状態から始めるプロジェクトを指します。すでに存在する市場をターゲットにする(PMFが達成されている)スモールビジネスは含みません。

次に、グローバル開発ですが、国内外問わず、最適な開発リソースを場所にとらわれずに選択しながらソフトウェアを開発する考え方を指しています。オフショア開発もグローバル開発に含まれますが、オフショア開発は主にコスト削減を目的とした海外へのアウトソーシングという意味合いで、グローバル開発とは区別されます(グローバル開発 ⊃ オフショア開発)。

まとめますと、本記事の主旨は「これからPMFを目指すスタートアップチームには、グローバル開発は選択肢の一つとしてなりうるのか?」という点になります。

勉強会の様子

今ベトナムのITが熱い!「グローバル開発」のススメ
こんな感じのタイトルでお話させていただきました。
オフショア開発からグローバル開発へ
都度ご質問をいただきながら進めさせていただきました。
勉強会後の集合写真
勉強会後の懇親会の一枚。パワーをいただきました!
勉強会では、私がスライドでお話させていただき、都度ご質問をいただきながら進めさせていただきました。さすが、これから市場を作っていこうとされている方々なので、鋭いご質問とパワーを沢山いただきました!

​スタートアップがベトナムでグローバル開発をやるとしたら

日本のIT人材市場
経済産業省の調査によると、2030年までにワーストケースでIT人材が約80万人不足すると言われています。そのためエンジニアの採用が難しくなっている状況で、それはスタートアップも例外ではないようです。今回も、Open Network Labさんのアンケート調査により、「エンジニアの採用が思うように進まない」「ソフトウェア開発を外部委託する先が見つからない」という声が多かったという背景があり、今回のお話をいただきました。

ベトナムのIT人材市場

翻ってベトナムは、まだまだこれから人口が増える国で、人口ボーナスが2040年までは続くと言われています。ソフトウェア開発エンジニアは年10%弱の割合で増えており、2019年現在は20万〜25万人程度と推測されます。
​
これまではベトナムはいわゆるオフショア開発拠点として、ソフトウェアのメンテナンスなどのコストカットを主な目的として活用されてきました。しかし近年、日本国内のIT人材不足問題の背景から、不足する人材を補う手段としての「グローバル開発」として活用されるようになってきています。
また、ベトナム発のスタートアップも立ち上がってきており、受託プロジェクトだけでなく、スタートアップや自社プロダクト開発経験を積んだエンジニアも増えてきています。
ベトナムのスタートアップも盛り上がり始めている
ベトナムのスタートアップも盛り上がり始めている
グローバル開発をとりいれる適切なタイミングは?
​以上の背景から、日本のスタートアップがベトナムをグローバル開発の一つの選択しとして見ることができる土壌は整ってきていると言えます。ただ、気をつけなくてはいけないのが、グローバル開発は日本国内のソフトウェア開発のアウトソーシングと比較して難しいという点です。海外の開発チームの管理にリソースを取られ、プロダクトの開発に注力できないようでは本末転倒です。

では、どのタイミングでグローバル開発を取り入れるのが適切でしょうか?私の意見としては、「PMFを達成し、スケールさせるタイミング」がいいのではないかと考えています。
画像
このように考える根拠は下記の通りです。
  • スタートアップ初期はプロトタイプやMVPを作って、ユーザーインタービューして、改善し、ユーザーインタービューして、、、というサイクルを高速で回す必要があります。開発者自身もその場にいたほうが効率がいいので、グローバル開発を選択するタイミングとしては早すぎます。
  • グローバル開発を進めるには、海外の開発チームをコントロールする専任の担当者が不可欠です。スタートアップ初期では、専任をアサインできるほど人的リソースに余裕がないはずですので、こういう意味でも時期尚早ではないかと考えます。

では、スケールさせる段階で導入するのがなぜいいタイミングなのでしょうか?この点に関しては、私は下記のように考えています。
  • 手数が必要になったときに、豊富なリソースを抱えるベトナムに開発チームを作るのはやりやすい。
  • 海外展開を考えるのであれば、開発チームを海外に作っておくと、そこを拠点にローカライズや販売をやりやすい。特に東南アジアへの展開は、国同士が近いので、東南アジア圏内に開発拠点があるかどうかで、海外展開のスピードに差が出る。

ただし、いくつか注意点があります。
  • グローバル開発か、国内でのアウトソーシングかにかかわらず、コア機能は自社で開発したほうが良い。
  • プロトタイプやモックアップの千本ノックなどの目的であれば、もう少し早いタイミングでのグローバル開発の導入もあり。
グローバル開発を導入することの副次的なメリット
グローバル開発導入(特にベトナムでの)のメリットは、人的リソースを補うためだけではありません。下記のようなメリットも確実にありますので、その後のビジネスの戦略(特に海外展開)とも照らし合わせながら検討していただくといいのではないかと思います。
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  • 外国人と働くことに慣れることができる(労働観の違いを実感するのは、こういう機会がないと、なかなかないと思います)
  • 業務で英語を使う機会を作れる
  • リモート勤務に慣れることができる
  • リモートワーク前提での採用も視野に入れられる

    お気軽にお問い合わせください

    弊社はこれまで、お客様と一緒に新しいサービスを立ち上げたり(必要なシステム開発はベトナムで行っています)、お客様の日本での既存事業をベトナム市場へローカライズし販売するなど、アプリケーション開発だけでなく、事業の立ち上げや成長のお手伝いをしてきました。

    今までのこれらの実績は、スタートアップではなく、どちらかというとスモールビジネス型の事業のお手伝いでした。しかし、我々もスタートアップとして立ち上げた会社である以上、スタートアップのマインドはいつまでも持ち続けるつもりですし、スタートアップのお手伝いをさせていただける機会を探し続けています。

    スタートアップかスモールビジネスかにかかわらず、我々は皆様の事業展開のお手伝いをできる日を楽しみにしていますので、我々のチームにご興味があれば是非お気軽にご連絡ください!
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