弊社は【ベトナムNOW!】を通してベトナムのIT業界の「今」をどんどん発信していく予定です。【ベトナムNOW!】をご覧いただき、少しでもベトナムの活気が伝われば幸いです。【ベトナムNOW!】はメルマガで先行配信、ブログで追ってより詳細な情報をご提供致します。メルマガ購読をご希望であれば、是非下記よりお問い合わせいただければと思います。 さて、第一回目はインターネット市場の規模感とその成長率をイメージして頂くために、eコマースの状況をお送りいたします。 ベトナムのeコマース市場は拡大傾向にあります。2015年1人あたりのオンライン購入額は約160ドルで、B2Cのeコマースによる売上げは40.7億ドルに達しました。 ベトナムにおけるB2Cのeコマース市場規模VECITA(情報技術局)の2015年の調査によると国内1人あたりのオンライン購入額は約160ドルで、B2Cのeコマースによる売上げが40.7億ドルに達しました。これは前年比37%増で全国の小売及び消費サービス総売上高の約2.8%を占めます。 オンラインで最も購入された商品・サービスは衣類、靴及び化粧品(64%)です。次に電化製品、家具、文房具・本、花及びギフトです。ほとんどのオンライン購入者は現金で支払っています。支払方法に関する調査によると、調査対象者の91%が現金で支払っており、48%が銀行振り込み、20%がクレジットカード決済(スクーティー編集者記:参照記事本文ではPayment cardという言葉を使っており、クレジットだけでなくデビットカードも含まれていると思われます。)と回答しています(複数回答可)。
ベトナムのオンライン購入者事情VECITAの調査結果によると2015年のオンライン購入者のうち33%が商品・サービスを10~15個、27%が5~10個を購入したとのことです。 商品・サービス購入額はほとんど平均で年間1百万ドン以上であり、そのうち購入者32%がオンライン購入額5百万ドン以上を費やしたとのことです。 オンライン購入の際に最も重要な要素は価格(81%)です。次に、販売業者又はWebサイトの信頼(75%)、商品・サービスのブランド(70%)です。 次に、オンラインで購入した際のトラブルとして最も多かったのが広告より(或いは載っていた写真より)品質の低い商品(73%)でした。次に、価格(61%)と配達・物流(45%)という障害があります。 調査対象者38%はオンライン購入をしたことがありませんでした。また、オンライン購入をしない理由については、その50%が販売業者を信頼していないこと、37%が店に直接購入すれば簡単で安いと考えていること、25%が個人情報漏洩の恐れがあることと回答しました。 まとめベトナムではeコマース事業者が乱立しており、まだAmazonやAlibabaのようなデファクト不在です。eコマースによる売上も国内の小売全体にしめる割合からすると僅かでしかありませんが、現代の慌ただしく忙しい生活に合せて、将来的に消費者はよりeコマースを活用するだろうと言われています。ベトナムにおけるeコマースは今後5年間で中間所得層の増加、購買力やインターネット市場の拡大、スマートフォンの普及と共に急増する見込みです。現在、eコマースのトッププレーヤーはLazada、Tiki、Zalora、Cdiscount、Sendo等で、利益力・市場シェア維持とともに、長期的な成長を目指す戦略成形段階にあるようです。 ※本記事はVECITA(情報技術局)の2015年ベトナムにおけるeコマース市場レポートに記載の統計的なデータを引用します。 出展: http://www.vecita.gov.vn/anpham/260/Vietnam-E-commerce-Report-2015/en |
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3/7/2017