株式会社スクーティー代表の掛谷(かけや)です。 弊社は創業から5年が経ちました。 振り返ると、今まで順風満帆だったわけがなく、色々と「試練」があったわけですが、それをみんなの力を合わせて乗り越えてきました。生命力はかなりつきました! ここまで来れたのは、社員やお客様、関係会社はじめ、我々を取り巻く全ての方々のおかげです。これは定型文などではなく、心の底からそう思っています。なぜかというと、誰か1人、あるいは1社でも欠けていれば全く別の状況になっていたでしょうし、そう感じさせる経験を今までいくつもしてきたからです。 さて、これまでの社員の苦労をねぎらい、5周年記念パーティーを開催しました。本記事では、パーティーの模様をお伝えするとともに、スクーティーのこれまでとこれからを簡単に綴ってみたいと思います。 5周年記念パーティーを開催しました! すべて社員の手作りの企画で5周年記念パーティーを開催しました。ちなみにMCも社員でやっており、事前に細かにタイムスケジュールが作られていました。 まずは、社員で撮影、編集したオープニングムービーで開会です。 上記はムービーのワンシーンのスクリーンショットです。 そしてムービー終了後に私が壇上に呼ばれ、開会の挨拶をしました。 まずは軽く、ウィットに富んだギャグで笑いを取ろうと思ったのですが、これ以上ないくらいのダダ滑りをしました。5年間で一番つらい経験だったかも知れません。 ベトナムのパーティーあるあるなのですが、コンテンツの9割は歌かダンスです。みんなこの日のために一生懸命練習していました。 そして、これはどうもアドリブだったっぽいのですが、何人かの社員からのコメントがありました。マネージャーはともかく、社歴の長い社員とかもあてられていて、「いきなり言わないでくれよ」という顔色でやるスピーチは最高でした。 そして、残り1割のコンテンツは写真撮影です。 もう十分でしょ!と感じ始めたら、進捗はだいたい10%程度です。とにかく大量の自分たちの写真を撮りまくります。 これまたベトナムのパーティーあるあるなのですが、明確な「締め」がありません。一通りのコンテンツが終わったら、カラオケタイムが始まります。帰りたい人は勝手に帰ります。みんなだいたい歌いたいので、満足いくまで歌ったら徐々に帰っていく感じです。 これまでの5年間を振り返って5年というそれなりに区切りのいい年月が経ち、いい機会なのでこれまでの足跡を振り返ってみました。 Cookstarの立ち上げ 弊社の始まりはCookstarという一つの「プロジェクト」でした。当時はまだ法人を作っておらず、プロジェクトとして活動していました。 Cookstarは家庭料理のレシピを投稿して検索できるというサービスです。ベトナムには家庭料理文化がありますが、当時レシピを調べられるサービスのデファクトスタンダードがなかったので始めたのがきっかけです。 受託事業の開始 しかし、今思うと顔からかなり大きめの火が出るくらい恥ずかしいレベルの事業計画しか作っていなかったため、早い段階で資金が尽きました。 当時Cookstarの開発をお願いしていたフリーランサーチームと話し合って、ソフトウェア開発の受託をやることにしました。 営業するのであれば、法人や名刺があったほうがいいということで日本とベトナムに法人登記しました。これがスクーティーの創業です。 Cookstarの終了 創業から約2年間は、自社プロダクト(Cookstarと、もう一つJobrightというサービスをやっていました)と受託事業を並行して進めていました。 しかし、自社プロダクトでなかなか満足にマネタイズできないということで、自社プロダクトは閉じ、受託事業に注力することに決めました。 以降、受託事業は順調に成長し、これまでに約100のプロジェクトを手掛けてきました。 バイタリフィ社との協業 より受託事業の成長を加速するため、2019年7月に、バイタイリフィ社と事業提携をしました。 日本のIT人材不足問題は深刻です。 我々の提供する受託事業はいわゆるオフショア開発と呼ばれるもので、ベトナムの優秀なエンジニア人材によって、日本のIT人材不足を補おうというものです。 今後もオフショア開発開発に磨きをかけ、バイタイリフィ社と共に、日本とベトナムのIT産業に貢献していきたいと思っています。 これからやっていきたいことここまでの足跡を振り返りましたが、我々がやりたいことのせいぜい1%くらいしかできていません。まだまだやりたいことがたくさんあります。 遠くに行くために仲間を集めているんです。では、どこへ行きたいのか?改めて言語化してみました。 受託事業を通したお客様との事業共創 まずは今手掛けている受託事業を通し、オフショア開発により磨きをかけていきます。 我々の得意領域は、お客様との事業共創です。 お客様にエンジニアのリソースがなくても、共にWebやモバイルのサービスを創り、育てることができます。 このサービスを通して、お客様の事業をお手伝いするという形で社会貢献していきます。 エンジニアにより挑戦できる環境を 私がベトナムでソフトウェア開発の会社を始めたことの理由の一つが、ベトナムのエンジニアに、いわゆる典型的な、そして伝統的な「オフショア開発」以外の機会を作りたかったということです。 ベトナムのエンジニアは非常に優秀だと思います。しかし、ベトナムのソフトウェア産業のほとんどは「オフショア開発」であるため、ソフトウェア開発という仕事であっても、作業的な業務に慣れているエンジニアが非常に多いです。 この状況は、若くて将来有望な彼らの可能性を十分に発揮できていないと感じました。 この状況を少しでも変えたく、自分たちでサービスを開発する、あるいは、受託プロジェクトであってもお客様と一緒にサービスを作る、そういった機会をベトナム人エンジニアにどんどん作っていきたいと考えています。 自社プロダクトで東南アジアの社会をアップデート 過去に、自社プロダクトを閉じたという経緯があると書きました。 しかし、自社プロダクトで東南アジアの社会に貢献することは我々の進むべき方向であり、アイデンティティであると考えています。したがって、今後もどんどんチャレンジしていきます。 ベトナムは、東南アジアでエンジニア集団を作るには最適な国だと思います。そして、飛行機で高々3時間程度で東南アジアの国に簡単に移動できます(今はコロナの影響で移動が困難ですが)。東南アジアには大きな人口があり、今後必ず伸びる市場があります。 この地の利を活かし、東南アジアの社会をアップデートできるようなサービスを今後量産できる体制を作っていきます。 スクーティーマフィアを作る 東南アジアの社会をアップデートするほどのインパクトは、スクーティー1社で作るのは難しいと考えています。複数社で協力する必要があると考えています。 そのために、スクーティーが起業家輩出企業となり、スクーティーの社員や卒業生が新たな価値を生み出す起業家として東南アジアの社会に貢献する。そして、スクーティー社自身と、スクーティー社から生まれた企業群が協力しながら社会をアップデートし続けることができる状況を目指します。 スカイプ社にならい、我々はこれをスクーティーマフィアと呼んでいます。私は社員に「スクーティーマフィアを作る」と言い続けており、これに共感してくれる仲間を今後も集めていきます。 |
ベトナムオフショア開発/ラボ型開発
生成AIコンサルティングサービス
安全な環境でChatGPT「セキュアGAI for enterprise」
AIが接客「バーチャルアシスタント」
オフショア開発や生成AIに関する資料はこちらから無料でDLいただけます
アーカイブ
10月 2024
カテゴリー
すべて
最新記事の購読 |
リンクプロダクトブログ株式会社スクーティー生成AIに強みを持つベトナムのオフショア開発サービスを提供しています。優秀なベトナム人エンジニアでチームを組み、安価で高速な開発体制を作りましょう。
|
11/24/2020